訪問4コマ漫画 46話「最新テクノロジー」
先日、大阪万博が開幕した。トレードマーク?のミャクミャクに段々心を奪われつつ、テレビから伝わる最新テクノロジーたちに、すげー。うわぁー。見てみたいなー。
と、興味本気、好奇心だけで生きている私はまさに、釘付けである。
テクノロジーといえば、巷でもそして、この機械音痴の私でさえ使っているAIテクノロジー。本当に便利だなーと思うし、あっという間に仕事を終えてくれる。
最近AIを使ってこんな質問をしてみた。
「訪問看護、リハビリにおけるちょっと笑えるエピソードを作って。」
どんなもんやAIと待っていたら以下の答えが返ってきた。
⸻
『リハビリは突然に』
訪問リハビリの理学療法士・高橋さんが担当しているのは、御年85歳、元大工の鈴木さん。見た目はごつくて無口だが、実はおちゃめでおしゃべり好き。
ある日、いつものように筋トレのリハビリをしていると、鈴木さんが真剣な顔で言いました。
「先生、今日は新しいメニューを提案したい。」
「えっ?鈴木さんから?」と驚く高橋さんに、鈴木さんはニヤリと笑ってテレビを指差しました。
そこには、テレビでやっていた某アイドルグループのダンス練習シーン。
「これ、できたらリハビリどころか、俺、紅白出れるかもしれんぞ。」
「いや、出ないですし!」
結局その日は、椅子に座ったままの“簡単アイドル風”ステップ練習が始まりました。手のリズム運動と体幹トレーニングにうまくアレンジしつつ、音楽に合わせて笑いが絶えない30分に。
最後に鈴木さんがひとこと。
「やっぱ踊ると、心まで動くなぁ。」
高橋さんは、記録用紙に「本日のリハビリ:踊る心と脚」とだけ書いて、静かに笑いました。
⸻
オチまでついた完璧なエピソードであった。
AIはたくさんの情報をもとエピソードを作っているのだとしたら、、、
訪問看護、リハビリの情報のなかに
つまり、わたしがいつも目標に掲げている、心を動かすリハビリを!という情報が組み込まれているということか!
なんか、AIと気が合いそうである。
今後、もっともっとテクノロジーが身近になりリハビリは個別性といいつつも、疾患と評価をちょちょっと入力するだけで、その人にあったプログラムや予後をすぐさまAIが捻出してくれる時代も出来上がるだろう。
だとしたら、療法士としての我々の強みはなんだろうか?
ICFなどを勉強し、その人を理解しながら支援計画やリハビリプログラムを立てていくという作業、寄り添うという心を
AIが代行してくれたら、どこか寂しい気持ちもあったり。
しかし一方で、日々の忙しない業務をAIが代行してくれることで、
仕事効率をあげ、余裕ができるからこそもっとその人に寄り添えるという考えもできる。
うまく時代にのり、テクノロジーを駆使していくことがこれからは必要なんだろうな。と大阪万博を見ながら思ったわけで、、、
そんな話を、とあるアラナインティのご夫婦にしたところ、
「初めて大阪であった万博、行ったわよー。その時もすごかったわぁ〜。あなたも見た?」
と。
「いえいえ、まだ生まれてませんから〜。」
「あら、そう。てっきり大阪万博も知ってるのかと思ったわ。」
ここで正そう。初めて大阪万博が開催されたのが1970年
当時の年齢を10歳と見積もっても
2025年現在で65歳となる。
私はいくつだと思われているのだろうか?
それこそAIに聞いてみたい。
2025.05.07